配膳ロボット導入で顧客満足度はどう変わる?人手不足解消の期待と課題
こんにちは、ゆーぞーです。
外食産業で急速に普及している「配膳ロボット」。
人手不足が深刻なサービス業界では、効率化とコスト削減の手段として注目されています。
私の事業所のレストランでも同様に人手不足が問題となっており、
求人を出してもなかなか応募が集まらない状況です。
そんな中、ついに2台の配膳ロボットが導入が決定したのです。
配膳ロボット導入でコスト削減は実現するか?
配膳ロボットの導入は、一見すると人手不足を補い、コストを削減する合理的な選択肢のように思えます。
ロボット2台の毎月の費用は約10万円。
一方で、人を1人雇用すると20万円から30万円程度の人件費が発生します。
この比較だけを見ると、ロボット導入によるコスト削減効果は10万円から20万円です。
しかし、現場のオペレーションの観点から考えると、この判断はやや表面的かもしれません。
レストランでの業務は配膳だけではなく、お客様の迎え入れ、オーダー取り、
ドリンクや料理の提供、後片付けなど多岐にわたります。
これらの業務はスタッフの存在が不可欠です。
フルサービスのレストランで人が行う業務は、単純な数値では測れない価値を提供しています。
顧客満足度への影響
次に、顧客満足度について考えてみましょう。
フルサービスのレストランにおいて、配膳ロボットが料理やドリンクを運ぶようになった場合、
顧客満足度にどのような影響があるでしょうか。
私自身の経験では、人の手による丁寧なサービスが満足度を高める要因となっていると感じています。
そのため、料理提供がロボットに変わることで、顧客の満足度が下がる可能性があるのではないかと考えています。
まとめ
配膳ロボットの導入は、確かにコスト面でのメリットがあり、人手不足解消の一助となるかもしれません。
しかし、レストランの本来の価値である顧客満足度を保つためには、
ロボット導入だけでなく、引き続き人材の確保にも注力する必要があります。
人とロボットを同じ「コスト」として単純に比較するのではなく、
それぞれの役割と提供する価値をしっかり見極めることが重要です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
では次回のブログもお楽しみに。
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